SELF-LEADERSHIP
クリティカルシンキング
このセッションは何か新しい情報を発見して議論などを行う際にクリティカルシンキング クエスチョン(批判的思考の質問)を使用して内省することを支援します。クリティカルシンキングとはデータや事実、メディア、ストーリー、観察可能な現象、研究結果などの情報源を評価・検証することです。
クリティカルシンキングができる人は問題解決や意思決定のために、一連の情報から合理的な結論を導き出し、有益な情報とそうでない情報を区別することができます。このスキルは、情報に基づいた意思決定をより良く行うための鍵となります。
ぜひ下記の方法で1年を振り返りましょう。1年の終わりに、翌年はどんな年になるだろうか?と思いを巡らすことは、みなさんも経験があると思います。前もって計画し目標を持つことは素晴らしいことですが、何がうまくいっていないか、何がうまくいっているか、そして何を改善することができるかなど、振り返ることから様々な学びを得ることができます。
- 所要時間
30〜60分
- 参加人数
2〜10名
- 提供レベル
低
- 心理的安全性
セーフゾーン
- 用意するもの
ペンと紙またはPCもしくはデバイス
進め方
-
Step 1
クリティカルシンキングを用いるトピック(対象・お題)を選びます。
-
Step 2
- 様々なトピックに対して使用できる、以下のクリティカルシンキング クエスチョン(批判的思考のための質問)を用いて思考してみましょう。
ペンと紙を使って質問と答えを書き出しましょう。PCを使っても構いません。これらの質問は、幅広く汎用性があり、様々なトピックに応用することができます。
- 様々なトピックに対して使用できる、以下のクリティカルシンキング クエスチョン(批判的思考のための質問)を用いて思考してみましょう。
- 誰が利益を得ますか?
- 誰にとって良くないことですか?
- 誰がこのことについて決定しますか?
- 直接影響を受けるのは誰ですか?
- このことについて誰かが議論しているのを聞いたことがありますか?
- 相談するのに最適な人はいますか?
- 誰が重要人物ですか?
- 誰が評価されるべきですか?
- 強み/弱みは何ですか?
- 別の視点・見方ができますか?
- 別の選択肢はありますか?
- 反論があるとしたらどのようなものですか?
- 最高/最悪の場合のシナリオは何ですか?
- 最も重要なこと/重要でないことは何ですか?
- 前向きな変化を起こすために、私たちは何ができるでしょうか?
- 私たちの行動を妨げているものは何ですか?
- 現実世界のどこに存在していますか?
- 似たようなコンセプトや状況があるのはどこですか?
- どこで最も必要とされていますか?
- これは世界のどこで問題になり得ますか?
- どこでより多くの情報を得ることができますか?
- どこに行けば助けてもらえますか?
- このトピックや考え方は私たちをどこに導くでしょうか?
- 改善すべき点はどこにありますか?
- いつ受け入れられる/受け入れられないのか?
- 私たちの社会に利益をもたらすのはいつですか?
- いつ問題が起こりますか?
- いつ行動を起こすのがベストですか?
- 成功したと分かるのはいつですか?
- 私たちの歴史の中でこれが役割を果たしてきたのはいつですか?
- いつこれが変化すると期待できますか?
- いつ助けを求めるべきですか?
- なぜこれが問題/課題なのか?
- なぜこれが私や他の人に関係するのか?
- なぜこれが最高/最悪のシナリオなのか?
- なぜ人々はこれに影響されるのか?
- まぜ人々はこのことを知るべきなのか?
- まぜ長い間このような状況が続いているのか?
- なぜ私たちはこのような事態を許してしまったのか?
- なぜ今日、これが必要とされているのか?
- ◯◯◯とどのように似ていますか?
- どのように物事を混乱させていますか?
- 真実を知るためにはどのようにしたらいいですか?
- 安全にアプローチするにはどうすればいいでしょうか?
- どのように私たち/他者に利益をもたらしますか?
- どのように私たち/他者に害を与えますか?
- 将来、これはどのようになるでしょうか?
- どうすれば良い方向に変えることができるでしょうか?
-
Step 9
クリティカル・シンキングの考え方は、内省的で自立的な思考能力と言えます。
本質的には自分の能力を使って推論することであり、情報を受動的に受け取るのではなく、能動的に学ぶことです。
クリティカルシンキングができる人は、アイデアや仮説を文字通りに受け入れるのではなく、疑問を持ちます。アイデアや議論、調査結果が全体像を表しているかどうかを判断し、そうでない場合にはそれらを積極的に補完します。
そして直感や本能だけではなく、体系的に問題を特定・分析・解決します。
Step 3
WHOStep 4
WHATStep 5
WHEREStep 6
WHENStep 7
WHYStep 8
WHY*globaldigitalcitizen.orgよる質問事項を参考 日本語訳:Hyper Island Japan Team