INNOVATION
高速リサーチ
このエクササイズは外部からの意見や、洞察を活用して探索・議論・創造を目的とするワークショップの質を一段と高めます。アイデアのブレインストーミングをしたり、新しい製品やサービスを開発したり、他の人を巻き込んで戦略や計画を作成する際に使用します。
参加者は同僚に電話をかけるなどしてタスクに関連する質問をし、「外部」の様々な視点から有意義な意見を得られます。
多くの場合、参加者は他者に意見を求めることがいかに簡単であるか、プロセスにとってどれほど価値があるかということに驚くでしょう。
- 所要時間
5〜30分
- 参加人数
2〜40名以上
- 提供レベル
低
- 心理的安全性
ミドルゾーン
- 用意するもの
携帯電話
進め方
-
Step 1
- 参加者(分割した場合は各チーム)に、外部の人からインサイトを収集するタスクがあることを説明します。これらのインサイトは、現在のプロセスに貢献することも説明します。
各人に、現在数分の会話ができそうな友人や同僚、連絡先を思い浮かべてもらいましょう。
提供のヒント:
これは、同僚からすぐにフィードバックを得たい人にも便利なツールです。フィードバックを得たい場合は「フォーカスクエスチョン」の代わりにフィードバックを促しましょう。
- 参加者(分割した場合は各チーム)に、外部の人からインサイトを収集するタスクがあることを説明します。これらのインサイトは、現在のプロセスに貢献することも説明します。
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Step 2
- 参加者が通話する際の指針となる「フォーカスクエスチョン」を選びます。これは、あなたが選んでも、参加者が選んでも良く、セッションの目的に応じて変わります。
フォーカスクエスチョンの例
・戦略を作る場合
今、私たちの業界で最も大きな課題は何ですか?
・新しい製品/サービスを開発する場合
毎日の通勤で何が気になりますか? 毎日どんなアプリを使用していますか?
・組織文化を評価する場合
今日、私たちの会社でうまく機能していないものは何ですか?
私たちの会社で働くことの一番良いところは何ですか?
- 参加者が通話する際の指針となる「フォーカスクエスチョン」を選びます。これは、あなたが選んでも、参加者が選んでも良く、セッションの目的に応じて変わります。
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Step 3
- 参加者に先程思いついた人へ電話をし、フォーカスクエスチョンをしてもらいます。
10分程度時間をとりましょう。
連絡をした相手にこのエクササイズについて簡単に説明すること、通話中にはメモを取るように促しましょう。 相手が繋がらない場合は、他の人に電話をかけてもらいましょう。
- 参加者に先程思いついた人へ電話をし、フォーカスクエスチョンをしてもらいます。
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Step 4
- 全員が通話を終えたら、全体またはチームへ戻り、それぞれのインサイトを共有します。必要に応じて、共有されたインサイトを文書化すると良いでしょう。
*テキスト作成:Hyper Island 日本語訳:Hyper Island Japan Team