INNOVATION
5why分析
このメソッドはシンプルかつパワフルに問題や課題の核心に迫るものです。タイトルが示すように、グループで問題を定義した後「なぜ」という質問を5回繰り返します。そこから得られた気付きを、問題解決のためのアイデアとして使用します。
- 所要時間
30〜60分
- 参加人数
2〜10名
- 提供レベル
低
- 心理的安全性
セーフゾーン
- 用意するもの
筆記用具、紙やホワイトボードまたはフリップチャート
進め方
-
Step 1
- グループ内で問題定義を行います。紙やホワイトボードまたはフリップチャートの1番上に、できるだけ簡潔にまとめた問題定義文を書いてください。
こうすることでグループが1つにまとまり、特定の課題に集中することができます。
例:「ドイツのオフィスにお金をかけすぎている。」「お客様は当社の最新製品の品質に不満を持っている。」 等
- グループ内で問題定義を行います。紙やホワイトボードまたはフリップチャートの1番上に、できるだけ簡潔にまとめた問題定義文を書いてください。
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Step 2
- グループに質問する
- 「なぜこのような問題があるのか?」とグループに尋ね、答えについて話し合ってください。その答えを別の簡潔な問題定義文にまとめてみましょう。
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Step 3
- もう1度質問する
- もう1度グループと「なぜこのような問題があるのか?」を考え、答えについて再度話し合い、問題定義文にまとめます。
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Step 4
問題の根本的な原因を特定できたと感じたら「なぜ」と深掘りするのを止めます。特定できるまでこのプロセスを続けましょう。
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Step 5
- 根本的な問題が明らかになったら、それを解決するためにどのように進めたいかをグループに尋ねます。ツールボックスに掲載されている「アイデア&コンセプト開発(https://toolbox2.tds-g.biz/tool/idea-concept-development/)」を使って、問題解決の新たなアイデアを練ってみましょう。
*テキスト作成:Hyper Island 参考:Toyota Production System, Taiichi Ohno, 1988(https://books.google.co.uk/books/about/Toyota_Production_System.html?id=7_-67SshOy8C&hl=ja)、 Lean Manufacturing, Wikipedia, N.D. (https://en.wikipedia.org/wiki/Lean_manufacturing)、Six Sigma, Wikipedia, N.D.(https://en.wikipedia.org/wiki/Six_Sigma) 日本語訳:Hyper Island Japan Team