ACTION
停留所
これは、会議やワークショップの集中力を維持するため使用される、古典的な方法です。
議論を進めるうちに、重要ではあるが論点とは完全に一致していない質問が出ることがあります。
これらの質問や問題は、後に議論できるように、フリップチャート上に書きとめ、「停留」させておきます。
こうすることで、重要な質問が置き去りにされることなく、会議やワークショップに集中できるようになります。
- 所要時間
5〜30分
- 参加人数
2〜40名
- 提供レベル
低
- 心理的安全性
セーフゾーン
- 用意するもの
複数色のペンまたはマーカー、フリップチャート、マスキングテープまたはセロハンテープ、付箋
進め方
-
Step 1
- 会議やワークショップの開始時に、参加者へ「停留所」を活用するように促しましょう。
フリップチャートの紙の上部に大きく「P(パーキングロット=停留所の頭文字)」と書き、参加者から見える位置にテープで貼り付けます。テーマやセッションに直接関係のない指摘や、質問がある場合には、それらを付箋に書き、フリップチャートに貼り付けるように指示します。 - 会議やワークショップの開始時に、参加者へ「停留所」を活用するように促しましょう。
-
Step 2
ミーティングまたはワークショップ全体を通して停留所を活用してください。
-
Step 3
ミーティングまたはワークショップが終了したら、停留所を確認し、参加者で議論する時間を確保してください。
停留所に貼られていない質問を持っていないか、参加者へ確認をしてください。
*日本語訳:Hyper Island Japan Team