TEAM
連携と自律性
アジャイルかつフレキシブルであるために、アライメント(連携)とオートノミー(自律性)を最大化し、障壁を最小限に抑え、ビジネスとチームをサポートします。チームが変化に適応して、より良い結果をより早く達成できるようにします。
自分自身や他の人が、協力的で献身的な文化の中で働く事を助けるために活用してください。
ピーター・スミスの「アライメント&オートノミー」モデル(「アライメント&パーソナル・レスポンシビリティ」とも呼ばれる)にインスピレーションを受けています。
- 所要時間
60〜120分
- 参加人数
2〜40名
- 提供レベル
高
- 心理的安全性
ストレッチゾーン
- 用意するもの
なし
進め方
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Step 1
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プレワーク
もしチームの目的や文化、仕事上のルーチンが明確にされていない場合は、このワークショップを行う前に「Team Purpose & Culture(https://toolbox.hyperisland.com/team-purpose-culture)」または「プロジェクトの出発点(https://hij-toolbox.tds-g.biz/tool/project-point-of-departure/)」の活用を検討してください。
ワークショップを始める前に、自分自身がフレームワークに精通している事を確認し、3つの重要事項を定義する時間を取ってください。
1. チームにとって許容できる自律性のレベルとはどれくらいか、パラメータを設定する。
2. アライメント(連携):各メンバーにどのような方向性を持ってもらいたいかを明確にする。一般的には、組織の目標、目的、文化、ミッション、ビジョン、戦略、合意事項などに関するものです。
3. オートノミー(自律性):このチームにおいて、各メンバーが個人的な責任を負うとはどういう事かを定義します。これは一般的に、各メンバーが自分のタスクや合意事項を遂行する事と定義されています。合意したプロセスを守ってください。(チェックイン、フィードバック、リフレクション、コミュニケーション、自己管理、計画や約束事の遂行、オーナーシップ、好奇心を持つなど)
ワークショップの前に、フリップチャートで連携と自律性モデルを準備します。(ビデオを参照し、Y軸を連携、X軸を自律性として描画し、各軸に高と低を書きます)
あなたがチームの正式なリーダーでない場合、これらのパラメータについてリーダーと議論をしてください。これは、ワークショップの枠組みや、そこから派生する意思決定を確立するための重要な前段階です。
連携と自律性のパラメータが定義できたら、チームをまとめる準備が整います。
提供のヒント:
X と Y の軸を覚えましょう。X は「水平、左右」Y は「垂直、上下」です
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プレワーク
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Step 2
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ピーター・スミスのフレームワーク「アライメント&オートノミー」について
- 記事(http://www.tlainc.com/MD%20V40%20N8%2002.pdf):フレームワークについて深く説明しています。
- 動画1(https://www.youtube.com/watch?v=_qIh2sYXcQc):SpotifyのアジャイルコーチであるHenrik Kniberg氏による1分間のムービー
- 動画2(https://blog.crisp.se/2014/03/27/henrikkniberg/spotify-engineering-culture-part-1):上記のより詳細なムービー
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Step 3
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チームの過去3〜6ヶ月を振り返ってもらいましょう。
A. これから、一緒にモデルを作っていきます。以下のような瞬間を感じたときについて考えてみてください:
- 連携:高、自立性:高(革新的な組織、協力的で献身的な文化。この領域で仕事をするよう努力する。)
- 連携:高、自立性:低(権威的組織、適合的文化)
- 連携:低、自立性:低(マイクロマネジメント組織、無関心な文化)
- 連携:低、自立性:低(内部競争力のある組織/起業家的、混沌とした文化)
C.それぞれの象限での視点を、フリップチャートまたはデジタルデータに記録してください。
提供のヒント:
もし誰かや何かの状況が原因で、アライメントを保つ事や個人的な責任を取る事が妨げられていると感じている場合は、それを乗り越えるために何ができるか、行動できるかを尋ねてください。
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チームの過去3〜6ヶ月を振り返ってもらいましょう。
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Step 4
次の質問について個人で考えてもらいます。
- 自分の連携を妨げているものは何ですか?
- チームの目的や目標にもっと沿うためには、どうしたら良いだろうか?
- 自分が個人的な責任を取る事を妨げているものは何ですか?
- もっと個人的な責任(自律性)を取るために何ができるだろうか?
できるだけ率直に正直である事を奨励しましょう。何が妨げになり、何が支えになるのか、具体的に話すよう促します。
個人のリフレクションが終わったら1人ずつ共有してもらいます。
共有の後、チームが持っている可能性のある誤解や誤認を解決するようにしてください。
自律性に関して何が可能か、期待を明確にしましょう。 -
Step 5
前のステップで述べた事を踏まえ、チームのアライメントと自律性を高めるために、具体的な行動を挙げてもらいます。
挙げた行動を付箋に書いて壁に貼ります。最後にそれらを確認し、どのように進めるかを一緒に決めます。
*出典:Adapted from Peter Smith’s Alignment and Autonomy model 日本語訳:Hyper Island Japan Team